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1)プログラム概要 |
樋門縦方向の設計は、柔構造樋門設計の手引き「(財)国土開発技術センター」に準拠した柔構造樋門本体の縦方向の設計計算を行うためのプログラムです。 |
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2)プログラムの機能と特徴 |
■検討項目 |
・柔構造樋門本体の計算 |
・地盤変位量計算 |
・継手の照査 |
・応答変位法による函軸継手構造の変形性能評価。 |
・液状化層の剛性低下を考慮した函軸継手構造の変形性能評価。 |
・地盤バネの上限値をバイリニア型とした弾塑性解析による函体の耐震性能照査。 |
・矩形RC函体の一連BOX、ニ連BOX及び直接入力による任意形状の耐震性能照査。
(但し、直接入力の場合には断面照査はできません) |
■ソフトウェアの特徴 |
・基礎形式は、沈下荷重(柔支持)もしくは盛土荷重(剛支持)による直接基礎および杭基礎に対応しています。
(但し、杭基礎では杭体に非線形性を考慮した検討は行えません。)
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・継手は、可とう性継手、カラー継手、弾性継手および結合条件を任意に指定できる任意継手が設定可能です。
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・設計荷重は以下の荷重が考慮できます。
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・地盤バネの計算間隔が指定できます(25cm~50cm)。
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・最大スパン数は50スパン、総延長150mまで対応できます。
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・部材形状が一連ボックス、二連ボックスの場合は、換算変形係数(Eo)、地盤反力係数の推定に用いる係数(α)、基礎幅(B)より函体に用いる鉛直方向地盤反力係数(Kvb)、水平方向せん断地盤反力係数(Ksb)を内部算出します。
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・断面算定は、T形断面にモデル化して計算します。側鉄筋の考慮が出来ます。
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・水平方向の検討時に取り扱う設計水平震度を算出する際の、耐震設計上の地盤種別を地盤データから自動計算する事が可能です。標準加速度応答スペクトルは、道示Ⅴの14年版と24年版の選択が可能です。
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3)インターフェイスなど |
■入力画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・設計条件 |
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・函体および地盤の非線形解析の有無が選択できます。 |
・設計水平震度に関する適用基準を選択できます。 |
・水平方向の検討の有無が選択できます。 |
・応答変位による地震時土圧の有無が指定できます。 |
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・荷重設定 |
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・個々の荷重設定は上部のボタンを押す事で表示される個別画面で設定します。 |
・荷重組合せは最大10ケース設定可能です。 |
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・任意荷重 |
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・任意荷重は最大50個まで設定でき、荷重CASEによってグループ定義できます。 |
・10種類の荷重が選択できます。設定する荷重によって入力項目数が変化する場合があります。 |
・計算書の荷重図に同時に描画する荷重を設定できます。 |
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・函体形状 |
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・形状は10種類まで設定できます。函体データの項目で入力した形状を任意に組合せる事が可能です。 |
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・算定箇所 |
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・部材番号毎に算定箇所が指定できます。 |
・算定箇所の指定は、最大10分割で等分割もしくは任意位置での指定が可能です。 |
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・割増率 |
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・各ケース毎に割増率が設定できます。 |
・照査名称は、常時、暴風時、レベル1地震時、レベル2-1地震時、レベル2-2地震時が設定可能です。 |
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■検討画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・安定照査結果 |
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・地盤支持の安定照査結果と継手変形能力の結果が表示されます。 |
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・断面算定 |
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・各部材に対して、最大断面力となる検討ケースおよび、各検討ケース毎に検討可能です。 |
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