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1)プログラム概要 |
版の格子解析は、桝や水槽等の床版や側壁などの版構造の部材に対して格子桁にモデル化を行い、版に作用する荷重を格子モデルの各部材に荷重分配し、面外フレーム解析により応力計算を行うためのプログラムです。 |
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2)プログラムの機能と特徴 |
■検討項目 |
・格子桁モデルにおける面外フレーム解析 |
・解析計算結果を使用した断面算定。 |
■ソフトウェアの特徴 |
・部材形状は、4辺の版形状か任意な版形状(最大節点数50)から選択できます。
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・版の支持条件は、固定・単純支持・自由・バネ支持に対応可能で4辺固定版から杭基礎の版まで様々な局面 でご使用いただけます。
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・版に開口(矩形・円形)を最大4箇所設定可能です。
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・各設計条件で設定されたデータ(形状・支持・開口・格子枠の有無・格子分割など)により、格子モデルを自動生 成します。
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・版に考慮できる荷重は、等分布荷重、部分分布荷重、部分等変分布荷重、三角形等変分布荷重、線荷重、集中荷重、ねじりモーメントが可能です。最大50個の荷重が設定可能です。
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・断面算定は、構造形式(無筋構造・有筋構造)、計算方法(単鉄筋・複鉄筋)等の設定が可能です。断面力は、応力計算で求められた断面力を単位幅当たりに換算した値を用います。
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・応力計算では軸力は取り扱いませんが、断面算定には軸力を考慮して計算可能です。(直接入力)
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3)インターフェイスなど |
■入力画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・基本画面 |
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・入力は、項目の右側の各ボタンを押す事で表示される個別画面で設定します。 |
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・部材形状 |
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・部材形状は、4辺の寸法もしくは、座標で指定します。 |
・入力した形状は基本画面の中央に描画されます。 |
・支持条件は各辺毎に指定可能です。 |
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・荷重設定 |
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・荷重パラメータの詳細については、別画面に詳細表示されます。 |
・解析ケース毎に10個の荷重CASEを考慮できます。 |
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・格子モデル |
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・部材形状データを元に格子モデルが生成されます。 |
・この画面では、節点Noおよび部材No別に支持条件、バネ定数、 部材剛性を個別指定、変更する事が可能です。 |
・右表で選択している節点や部材が左図に赤色表示されます。 |
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・断面算定設定 |
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・無筋、有筋(単鉄筋、複鉄筋)の選択が可能です。 |
・断面算定を行う適用基準の選択が可能です。 |
・許容値は、設計基準強度や鉄筋種別の選択により、適用基準に準拠した値が自動入力されます。(変更可能) |
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■検討画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・応力結果図 |
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・応力計算の結果が表示されます。 |
・左側の項目の選択によって格子データや応力図の切替などが可能です。 |
・この画面を出力することができます。 |
・断面力は単位幅当りと格子幅当りの切替ができます。 |
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・算定箇所 |
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・断面算定の算定箇所を節点毎に指定可能です。 |
・断面力は単位幅当りです。 |
・最大断面力は色分して表示されます。 |
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・断面算定 |
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・検討ケース毎に計算できます。 |
・配筋段数は4段まで設定可能です。 |
・軸力の指定が出来ます。(直接入力) |
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