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Mighty Excelシリーズ


  構造計算システム(仮設構造物) 商品番号 P5-002
  路面覆工・仮桟橋の設計
  価格 \132,000(税込)

商品概要

 

●プログラム概要

陸上工事における工事用車両通行や、施工時の工事用作業台などに適用できます
・覆工板・覆工受桁・桁受け材・綾材および支持杭の断面力計算、応力度計算に対応しています。
・各部材の応力が最大となる載荷状態をプログラムで計算します
・覆工板は、2m及び3mに対応できます。
・活荷重は、T荷重・クローラクレーン荷重およびトラッククレーン荷重に対応しています。
・使用鋼材は一般的な鋼材を登録済みですが、追加で登録して使用することも出来ます。
・支持杭は、鉛直支持力度の検討に対応できます。地盤条件は最大10層まで指定できます。
・製品カタログはこちらです。

●適用基準

・道路土工 仮設構造物工指針 日本道路協会 H11
仮設構造物の設計計算例 山海堂 H2

 

詳細解説

 
 
1)プログラム概要
路面覆工・仮桟橋の設計は、陸上工事において、工事用車両や建設機械などの通行、あるいは施工時の工事用作業台の役割を持つ仮設土留の路面覆工や仮設の桟橋の設計を行うプログラムです。
土木規準に準拠して設計計算を行ないます。各種荷重は、基準値、登録値が使用でき、覆工板や各部材の断面力計算および応力計算などに対応できます。
 
)プログラムの機能と特徴
 ■検討項目
  ・覆工板および各部材の設計[覆工受板、桁受け材、支持杭、綾材(水平継材・斜材)]
  桁受け材および斜材の接合部の設計[ボルト接合、溶接接合]
  ・支持杭の鉛直支持力度の検討
  ・路面覆工の土留め壁および中間杭に作用する最大反力
 ■ソフトウェアの特徴

各部材の最大応力となる載荷状態を自動設定できます。

活荷重は、T荷重・クローラクレーン荷重およびトラッククレーン荷重に対応しています。内部データとして複数の重機データが登録されています。

使用鋼材は一般的な鋼材を登録済みですが、追加で登録して使用することも出来ます。

・支持杭の曲げモーメントは、半無限長もしくは有限長の杭として算出します。有限長となる場合は、弾性床上梁モデルとしてフレーム解析を行いますが、半無限長の場合は仮設構造物工指針の簡易式で計算することも出来ます。

・各部材の載荷荷重は、次の9通りの載荷状態が可能です。
  一般車両荷重(T荷重)走行時
  クローラクレーン走行時
  クローラクレーン前方吊作業時
  クローラクレーン側方吊作業時
  クローラクレーン斜方吊作業時
  トラッククレーン走行時
  トラッククレーン前方吊作業時
  トラッククレーン側方吊作業時
  トラッククレーン斜方吊作業時
 車両および重機の進行方向または作業時の設置方向は、路面覆工では覆工受桁に対して直交載荷、仮桟橋では覆工受桁に対して平行載荷とします。

・横断方向幅員は、路面覆工では2m~12m、仮桟橋では4m~12mまで対応しています。

・覆工受桁と桁受け材は、たわみ量の計算に対応しています。

・綾材は最大2段まで対応しています。綾材と設けない計算にも対応しています。

・桁受け材の接合部をボルト接合として設計し、必要ボルト本数が計算できます。

・斜材の接合部をボルト接合もしくは、溶接接合として設計し、必要ボルト本数もしくは、必要溶接長が計算できます。

・支持杭配置位置は、幅員の範囲内で自由に設定できます。

・路面覆工での中間杭は最大2本まで設定でき、配置間隔は自由に設定できます。

・支持杭の根入れ長は、直接入力と自動計算に対応しています。

・固定荷重に対する地震時の影響を考慮できます。(制動荷重による水平力を考慮できます)

 
3)インターフェイスなど
 ■入力画面(画像をクリックすると拡大表示できます。)
  ・基本条件
・設計対象により、入力項目数が異なります。
・覆工板は
・設計荷重は、T荷重・クローラクレーン荷重・トラッククレーン荷重から選択でき、1回の計算で複数の荷重の検討が可能です。
 
 
  ・横断面の構成(仮桟橋)
・覆工板枚数を指定すると、幅員が自動計算されます。
・左右の張出しが考慮できます。
・杭間隔を任意に設定できます。
 
 
 
 
  ・載荷荷重(クローラクレーン)
荷重データや寸法データは任意に指定できます。
・吊り能力を選択すると、クレーンデータが自動入力されます。
・クローラクレーンやトラッククレーンの画像はあくまでイメージです。
 
 
 
 
  ・使用鋼材(支持杭)
鋼材データは、鋼材リストから選択すれば自動入力されます。
・部材によっては設定項目数が増減します。
 
 
 
 
 
  ・許容応力度
綾材と覆工板以外の許容圧縮応力度は、使用鋼材の断面条件などから自動計算する事ができます。(指定入力も可能)
 
 
 
 
 
 
 
 ■結果画面(画像をクリックすると拡大表示できます。)
  ・結果一覧表
・各部材毎の結果が表示されます。
・桁受け材や斜材の場合は、接合部の結果も表示されます。
 
 
 
 
 
  ・書類出力
・出力項目の選択が出来ます。
・連番設定ができます。詳しい内容はこちらを御覧下さい。
・覆工鋼材の出力書類は、最大荷重のみの出力が可能です。
 
 
 
 
 
 

 

ダウンロード

出力例ダウンロード
※出力例のダウンロードを行っていましたが、諸般の事情により出力例のダウンロードを停止させていただきました。
 
最新バージョン情報
当商品のバージョン情報はこちらです
 
正規版ダウンロード
当商品のダウンロードはこちらから行えます
※正規版のダウンロードが行えるのは、サポート契約に御加入されているお客様に限らせて頂きます
 

 

Q&A

 
MightyExcelシリーズの全般的なQ&Aはこちらを御覧下さい。
 
Q1.コネクタ(プロテクタ)に関する質問
A1 コネクタ(プロテクタ)に関するQ&Aはこちらを御覧下さい
Q2.重機どのようなものが扱えますか?
A2 クローラクレーンおよびトラッククレーンについては、車両寸法等のデータはすべて任意に指定できるようになっていますので、特に重機の種類は特定していません。トラッククレーンは、前輪および後輪が2軸、合計4軸までの車両であれば対応できます。また、内部に重機データを用意しているので、吊り能力の選択により重機データの入力が簡単に行えます。
Q3.出力書類の形態は?
A3 出力書類は、結果一覧表と詳細計算書で出力されます。覆工鋼材(覆工板・覆工受け桁・桁受け材)の計算書は応力度計算に採用する荷重のみの出力と全荷重の出力が選択できます。また、計算書には車両や重機がどのように載荷しているのかがわかりやすく作図されます。
Q4.海上仮桟橋に対応できますか?
A4 現在のバージョンでは対応していません。
Q5.桁受け材を溝形鋼とする場合のウェブ面積や断面係数は2倍で入力するのですか?
A5 いいえ、プログラム内部で2倍として処理しますので、1本当りで入力してください。現在のバージョンでは有効断面を1本とするか2本とするかの選択が出来ます。なお、本ソフトでは桁受け材を溝形鋼とする場合でも、桁受け材に作用する活荷重による反力を計算する載荷範囲は、桁を中心とした2スパンで算出します。(支間+隣接支間)
Q6.支持杭の配置位置はどのように設定するのですか?
A6 仮桟橋の支持杭は、幅員の両端に必ず1本配置するものとし、その間は自由に配置位置を指定する事が出来ます。ただし、支持杭は(覆工板枚数+1)本以上設定する事は出来ません。
Q7.路面覆工と仮桟橋の違いはなんですか?
A7 路面覆工の場合は幅員の両端は土留め壁、その間は中間杭とし、覆工受桁を幅員に対して平行方向に配置するモデルとなるのに対して、仮桟橋は全て支持杭とし、覆工受桁を幅員に対して直交方向に配置するモデルとなります。なお、路面覆工の設計では、土留め壁および中間杭の支持力の検討は行えませんが、最大反力の算出は行いますので、別商品の仮設土留の設計においてその最大反力を入力する事で支持力の検討を行えます。
Q8.桁受け材の接合部の検討はできますか?
A8 はい。桁受け材の接合部はボルト接合とし、ボルトは普通ボルトと高力ボルトから選択できます。また、綾材の斜材の接合部の検討も行えます。斜材では、普通ボルトによるボルト接合か、溶接接合から選択できます。