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1)プログラム概要 |
切土補強土工の設計とは、切土補強土工法設計やのり面工・斜面安定工指針に準拠した、切土補強土工の斜面安定計算を行うプログラムです。崩壊対策や急勾配掘削に適用できます。 |
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2)プログラムの機能と特徴 |
■検討項目 |
・斜面安定計算(無補強時、施工時、完成時) |
・のり面補強材の検討 |
■ソフトウェアの特徴 |
・斜面安定計算として無補強時、施工時、完成時の安定検討を行います。
無補強時 : 補強土工法を施さない場合の安定検討。
施工時 :施工途中の各段掘削時及び放置期間中の安定検討。
完成時 :施工完成時(補強完了後)の安定検討。
※ 施工時=仮設,完成時=永久とします。
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・地表面形状は座標入力(最大20)とし、任意の勾配のある2座標間をのり面として最大4つ設定できます。
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・地層形状も座標入力(最大5)とし、最大5層設定できます。
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・のり面毎に、仮設か永久かの選択やのり面工タイプが指定できます。
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・円弧すべりのデータは最大300まで入力できます。
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・のり面補強材は、のり面1段につき最大20本設定できます。補強材の長さは個別に設定できます。
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3)インターフェイスなど |
■入力画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・地表面座標 |
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・地表面形状を座標入力していきます。 |
・のり面座標は、地表面座標で設定済みの傾斜のある2座標をのり尻・のり肩として指定します。(最大4段) |
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・地層諸元 |
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・各層の地層データを設定します。(最大5層) |
・地層地形は座標入力で下層境界を設定しますが、最下層は設定不要です。 |
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・設計諸元 |
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・各のり面の土工法(仮設・永久)や計画安全率などを設定します。 |
・のり枠工は、植生工・コンクリート吹付工・のり枠工から選択でき、選択により一部の項目のデータが自動入力されます。 |
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・円弧すべりデータ |
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・円弧すべりデータは最大300個入力できます。 |
・入力完了後に「解析開始」ボタンを押せば、安全率や抑止効果の計算を行い、のり面ごとの解析データの画面に移動します。 |
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・補強材諸元 |
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・補強材のデータをのり面毎に入力します。 |
・抑止効果として、引止め+締付け機能もしくはどちらかのみが選択できます。 |
・補強材の長さは「長さ詳細」ボタンを押すと設定画面が表示されます。 |
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■検討画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・のり面ごとの解析データ |
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・各のり面の解析結果が表示されます。 |
・下部の検索条件を選択して「検索開始」ボタンを押せば、検索結果が表示されます。ただし、「すべて」か「任意」以外を選択する場合は何れかの項目について1箇所しか選択できません。 |
・「Fsmin・Prmax選定」ボタンを押すと、各のり面の最小安全率(Fsmin)最大必要抑止力(Prmax)を選定します。 |
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・検討のり面の算定結果 |
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・まず無補強時の検討結果が表示され、その後補強材の設定を行う事で掘削直後、放置期間および完成時の安定計算を行い、結果を表示します。 |
・計算後は、中央のボタンを押すと書類出力を行います。 |
・完成時の安定計算後に補強材の変更を行う場合は「戻る」ボタンを押します。 |
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