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COSMOシリーズ

　　構造計算システム（橋梁下部）　商品番号　C4-002
　　橋台の設計【重力＋逆Ｔ】（ABUT-I）　価格 \275,000（税込）

商品概要

●プログラム概要

・重力式橋台、逆T式橋台（常時・レベル1地震動・レベル2地震動）の設計に適用できます。

・基礎形式は直接基礎のみ可能ですが、設計水平震度の算出は、直接基礎および杭基礎に対応しています。（杭基礎の設計は、COSMOシリーズ「杭基礎の設計（PILE-Ⅰ）が必要です）

・最大8ケースまでの同時処理が可能で、地盤種別の判定～震度算出～安定計算～部材計算までの一連計算ができます。また、単独計算も可能です。（底版剛体判定も可能）

・偏心荷重（躯体自重・上部工荷重・鉛直土圧）を考慮した断面計算ができます。また、落橋防止構造の設計ができます。

・土圧計算はクローン土圧、指定土圧の2種類から選択できます。また、重力式橋台の土圧作用面は最大2面まで設定が可能です。

・適用例はこちらです。

●適用基準

・道路橋示方書・同解説書「IV下部構造編」平成14年3月に準拠しています。

・各機関の基準書に適合した、基本条件データを登録できます。

詳細解説

１）プログラム概要

　重力式橋台、逆T式橋台の設計に適用された杭基礎及び杭基礎の設計ができます。検討計算は最大8ケースまでの同時処理が可能で、常時・レベル1地震動・レベル2地震動対応した一連計算（地盤種別の判定、震度算出、安定計算、部材計算、底版剛体判定・・・）が可能です。また、落橋防止構造の設計や上部構造等の偏心荷重を考慮した部材設計を行うためのプログラムです。

２）プログラムの機能と特徴

■検討項目

・橋台区分（重力式橋台・逆T式橋台）

・基礎形式（直接基礎・杭基礎）

　　※杭基礎の設計はCOSMOシリーズ「杭基礎の設計（PILE-Ⅰ）」が必要です。

・検討ケース（常時・レベル1地震時・レベル2地震時・・・等）

・安定計算（直接基礎・杭基礎）

・部材計算（堅壁・底版・パラペット・受け台・突起・落橋防止・・・等）

・震度算出（直接入力・自動計算）、地盤種別の判定

■ソフトウェアの特徴

・各機関の基準書に準拠した基本データファイルを事前に作成しておけば、その基本データファイルを読み取るだけで各基準ごとの検討がスムーズに行えます。

・弊社COSMOシリーズの「杭基礎の設計（PILE-Ⅰ）」、「底版の設計（BASE-PLAN)」に連動し、杭基礎の橋台設計が行えます。

・弊社CADシリーズの「橋台の自動製図（ABUT-AD)に連動し、計算したデータを元に図面作成が行えます。

・出力書類が充実しています。（電卓で追える書式になっています。）

３）インターフェースなど

■入力画面（画像をクリックすると拡大表示できます）

■基本データ

	・基本データは、計算条件の設定、安定照査基準、ケース設定・・・等で構成されており、各機関の基準書に準拠した基本データ入るを読み取るだけで各基準ごとの検討がスムーズに行えます。

	・基準書の改定が生じた場合には、改定された基本データ項目のみの変更で改定基準書に準拠した計算ができます。

■橋台データ

	・物件データは、それぞれの設計条件（橋台形状・地盤条件・上部工反力・断面算定条件・・・）動の入力データを作成し、既に登録済みの基本データファイルを読み取るだけで、安定計算から部材計算までの一連計算処理が実行されます。
	・十分にチェックされた基本データファイルは各基準ごとに登録されているため、計算ミスを極力抑えることが可能です。また、計算の度に基準書を読み返す手間を省くことができます。

■杭データ

	・杭計算条件・杭定義・杭選択・杭配置・・・等の入力データを作成します。

■計算結果

	・最大8ケースの安定計算結果・部材計算結果が確認できます。
	・部材計算はパラペット・堅壁・底版・受台・落橋防止等の算定が可能で、応力結果の詳細情報を確認しながら鉄筋を決めることができます。
	・杭計算、杭底版計算は下記の商品が必要です。
	※杭計算：COSMOシリーズ「杭基礎の設計（PILE-Ⅰ）」
	※杭底版：COSMOシリーズ「底版の設計（BASE－PLAN)」