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1)プログラム概要 |
土質定数の算出は、標準貫入試験で得られたN値をもとに、道路橋示方書、道路土工、日本道路公団、日本建築学会、柔構造樋門、地盤工学会の基準に準拠した推定式、計算式、土質(岩盤)分類表、目安値を使用し土質定数を推定を行うプログラムです。また、求められた土質定数を用いて液状化の検討(地盤種別・液状化の判定)を行うことができます。 |
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2)プログラムの機能と特徴 |
■検討項目 |
・標準貫入試験で得られたN値による土質定数の推定 |
・求められた土質定数を用いて液状化の検討(地盤種別・液状化の判定) |
■ソフトウェアの特徴 |
・推定方法は道路橋示方書、道路土工、日本道路公団、日本建築学会、柔構造樋門、地盤工学会の基準に対応しています。また、基準書の優先順位を設定でき、決定された基準書の順位により推定式を自動選択します。選定できる土質定数の詳細については、「ダウンロード」の「選定可能な地盤定数」で解説しています。
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・ボーリングデータは1箇所につき、最大30層まで、N値は最大100個まで設定できます。試料試験は最大30試料可能です。書類作成時には柱状図として出力できます。最大10箇所同時検討できます。
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・土質区分、土質名は土質(岩盤)データーベースで土質名、岩種を管理できます。登録されていないデータは追加して使用することができます。登録データを書類出力できます。
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・液状化の検討は適用基準によって以下のような照査を行います。
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・地盤種別の計算では、地盤種別と設計水平震度の算出に対応できます。
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・液状化層の自動判別に対応できます。また、液状化層に対する土質定数の低減係数の算出ができます。
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■システムの流れ |
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3)インターフェイスなど |
■入力画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・基本条件 |
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・基準書の優先順位が設定できます。 |
・試験値の計算方法が選択できます。 |
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・ボーリングデータ |
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・層区分が最大30、N値が最大100個、試験材料が最大30設定できます。 |
・土質名はデータベースに登録してあるデータが選択できます。 |
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・土質定数の選定 |
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・推定する土質定数の選定や推定方法を設定します。 |
・基準書は、基本条件の優先順位によって設定されますが、任意に変更可能です。 |
・1つの基準書でも、複数の推定方法がある場合があります。 |
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・試験値 |
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・採用する試験値を選択します。 |
・e-logP曲線のデータが入力できます。 |
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・地盤条件(液状化) |
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・ボーリングデータ毎の検討の有無が選択できます。 |
・地盤データは土質定数の算出結果が使用されます。 |
・設計水平震度は、地盤種別の計算をしない場合は直接入力できます。 |
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・データベース(土質) |
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・最大300データが管理できます。 |
・登録データは、ボーリングデータの層区分で選択できます。 |
・登録データを、外部ファイルとして管理できます。 |
・登録データを一覧表として出力できます。 |
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■検討画面(画像をクリックすると拡大表示できます。) |
・土質定数の推定結果 |
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・土質定数毎に推定値もしくは試験値が表示されます。 |
・採用値は、試験値があれば試験値が、なければ推定値が選択されますが変更する事も可能です。 |
・推定上のエラーや、エラーに対する解説が表示できます。 |
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・地盤種別、液状化の計算結果 |
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・ボーリングNo毎に結果が表示されます。 |
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