FRAME-I C2-001 適用例

□支点に沈下が生じた解析モデル
 

ラーメン構造物に柱基部に沈下が生じた場合の解析モデルは、沈下に相当する強制変位荷重を柱基部に与えて断面力(M,S,N)を算出します。このような解析を行う場合に必要となる荷重モデルが「強制変位」荷重です。二次元フレーム解析プログラムにおいては、この荷重モデルが設定できますから簡単に断面力を算定できます。

□地盤反力を考慮した解析モデル
 

地中構造物の背面に地盤反力を定義する場合、その側面部材の背面に分布バネを設定して断面力(M,S,N)を算出します。このような解析を行う場合、必要となる地盤モデルが「分布バネ」です。二次元フレーム解析プログラムにおいては、各部材毎に分布バネを設定することができるので入力処理がとてもスムーズです。

□断面算定
 

 

算定された断面力に対して各部材の必要鉄筋量を算出するための自動取得機能が付いているため、断面算定処理がスムーズに行えます。また、部材断面に配置が可能となる鉄筋径と鉄筋本数の組み合わせを自動取得する機能が付いているため、鉄筋の配置がスムーズに行えます。