CULVERT-Ⅰ適用例
□踏掛版を設置するカルバート | |
・踏掛版を設置する場合は、踏掛版からカルバートに作用する支点反力を集中荷重(V,H,M)で定義します。 ・支点反力の計算方法については、「道路橋示方書・同解説IV下部構造編」‘参考資料2.踏掛版の設計法によります。 ・活荷重及び側壁に作用する水平土圧の計算は、踏掛版を設けない場合と同様の計算を行います。 |
□地盤面から突出したカルバート |
・地表面から突出したカルバートを設計する場合には、前面地盤(GLf)と背面地盤(GLb)はカルバートの底版上面~頂版上面までの範囲に制限されます。 ・常に編土圧が作用する車庫等のカルバート構造物の安定計算及び部材計算に適用できます。 ・施行時に片土圧が作用する場合の検討計算に適用できます。
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□地盤面に高低差があるカルバート |
・地表面に高低差があるカルバートを設計する場合には、前面地盤(GLf)は底版上面~頂版上面までの範囲に制限されます。
・背面地盤(GLb)は、頂版上面から上方の範囲で設定します。 ・頂版上面の端部に土留め構造物等を設置する場合や、施行時の片切り堀削の安定検討及び部材照査に適用できます。 |